2018.05.25
社会保険労務士のススメ15
こんにちは。
私は、名古屋中央社会保険労務士法人さんのコンサルティングをおこなっているT-laboです。
今回はテーマ「採用コンサルティング」の第3回目です。
本日は、『採用コンサルティングで何をアドバイスするのが良いか?』についてご説明したいと思います。
採用コンサルティングでお客様にご提案することは数多くありますが、アドバイスをする上でとくに大切となってくるのは、「企業の現在や将来像をどれだけ求職者に伝えることができるか?」です。
前回もお話しましたが、求人募集をしている会社は、求職者の側に立って話を進めていかなければなりません。
というのも、企業本位の要求ばかり求職者側に伝えていては、ウィンウィンの関係にならないからです。
天秤に求職者と募集企業がのっているとイメージしてみてください。
すると、片方のおもりが重いと(つまり募集企業が要求をあまりにも出す)、必然的にもう一方側は傾いてしまい、宙に浮いた状態から空へと羽ばたいていってしまうでしょう(もしも求職者側の肩に羽が生えていればの話ですが・・・ところで若い人々、また再就職を考えている人々は未来があるため、羽ばたいていくというイメージはしやすいのではないでしょうか)。
少し余談が過ぎましたが、要するに、どちらかをより重視して、どちらかを軽視するような採用コンサルティングは決して成功することはありません。
そのため、もし求職者側の立場に立つならば、しっかりと会社の現状がどうなのか?(事業規模や社員の人数、社会福祉の充実度、社内環境・雰囲気)をしっかりと把握し、さらには今後どのような会社として成長していきたいのか?についての具体的な未来像を求職者に提示しなければなりません。
最近増えていることですが、企業がやっと採用者を獲得したのに、内定者に後々、逃げられてしまう事態があります。
なぜなら、社会的な流れで、求人市場が供給側(求人を募集する側)のほうが多くなってきているため、求職者のほうも複数の企業を秤にかけているからなのです。
つまり、採用コンサルティングを成功させるためには、求人を募集する側の企業他社よりも、自社が「どれだけ魅力的な会社であるのか?」を打ち出していかなければならないのです。
まとめると採用コンサルティングで勝ち残るために、ご契約者様の会社に入るとどのようなメリットがあるのか?をヒアリングしながら聞き出し、「企業としての強み」をピックアップし、それを求職者にどう提示するかまでを考えなければならないのです。
以上、最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
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