2018.05.18
社会保険労務士のススメ14
こんにちは。
私は、名古屋中央社会保険労務士法人さんのコンサルティングをおこなっているT-laboです。
今回はテーマ「採用コンサルティング」の第2回目です。
本日は、『採用コンサルティングをする上で大切なこと』をご説明したいと思います。
まずは初歩的なことですが、「求職者」の気持ちに立って対策を考えるということです。
想像してみてください。
あなたが会社探しをしているとします。
そんなときに「何を基準にして選ぶ」でしょうか?
つまり求職者の『希望条件』です。
例えば以下のようなものが良く出てくる項目です。
生きがい、やりがいをもてる仕事
会社に将来性がある
給与が高い
自分の希望にあった勤務形態・勤務時間である
時間の融通が聞くこと
等々
彼らの志望に沿った企業経営をするとまではいいません。
ただし、「若い子たちはこんな思いを持っている」ことを知ることが重要なのです。
(これは私の持論ですが、「社内制度」の拡充はかなり求職者が見るポイントだと思います。
かくいう私もそれを見て今の会社に就職しましたので)
あることを成すときには、「それが果たして時代の傾向にあっているのか?」と一歩立ち止まって考えなければなりません。
会社の利益があれば、個人の利益もある。
それらの相互の利益を「100%満たす」ことは不可能ですが、利益というのはあくまでも「配分」が大切です。
自分の子供が欲しがっているおもちゃを買ってあげるorあげない。
が正しい選択なのではなく、「買ってあげる代わりに」であるとか「買ってあげない代わり」という“代替”が大切なのです。
採用コンサルティングにおいても「求職者」の思いを、確実に満たしてあげる条件を採用要件に入れることは、その場のカンフル剤にはなりますが、決して『採用を成功させる』ことには繋がりません。
なぜなら、採用とは「採用後」のことも考えなければならないからです。
要するに「要件が良くてこの会社に入ったのに、実態は全然違った」といったギャップ・差異・ずれが求職の胸のうちに生じると、挙げ句「退職」にまで発展してしまうケースもあるのです。
ゆえに採用を成功させるには、「相互利益」の分配を上手くしてあげることが大切なのです。
名古屋中央社会保険労務士法人のコンサルティングを行っているのは岐阜のWebプロフェッショナル集団T-labo!
ホームページ制作だけでなく、どのように売上をあげていくのか?のご提案から、具体的な未来ビジョンまでアドバイスしていくのが私たちです。
T-laboのコンサルティングに興味のある方は一度ご相談下さい。